編集方針

このサイトが何を書き、何を書かないかを、あらかじめ決めておきます。

1. 出どころに遡ってから書く

カタログの数字は、必ず出どころ(規格・ガイドライン・告示・規約)と試験条件まで遡ってから書きます。 遡れなかったときは「遡れなかった」と書きます。遡らずに書いた原稿は、記事として公開しません。

2. 実測を装わない

使っていない製品を「使った」とは書きません。測っていない数値を「測った」とは書きません。

規格の試験は専用設備がなければ再現できないため、当サイトは実測値を一切掲載しません。掲載しているのは、規格と公開資料に記載された数値だけです。 実測が必要な問いには、実際に試験を行っている機関の資料をご案内します。

3. 資料の記述と、筆者の解釈を分ける

「資料にはこう書かれている」(左に罫線を引いた引用ブロック)と「筆者はこう読んだ」(地の文)を、 段落レベルで塗り分けます。読者が自分で判断できる材料を、すべて示します。

4. 製品の優劣を書かない

「おすすめ◯選」「ランキング」は作りません。書けるのは 「A社は◯◯という条件で△と表示し、B社は別の条件で□と表示している。両者は同じ土俵にない」までです。

メーカー・業界団体への価値判断も書きません。「規格が悪い」ではなく 「規格の前提条件と、現代の生活条件がズレている」と書きます。

5. レッドライン(永久に踏まない領域)

  • 健康効果・医学的効能。抗菌/除菌/空気清浄/マイナスイオンの「健康への効き目」には踏み込みません。扱うのは「その表示は何を測った結果か」だけです。
  • 安全性の判断・法的助言・投資的助言。
  • 政治・行政・選挙。
  • 住宅の選び方・リフォームの是非。断熱等性能等級は、機器の設置条件を読み替えるための外部変数としてのみ参照します。

6. 計算機を作らない

計算機・シミュレーター・ジェネレーターを1つも実装しません。数値は静的な比較表と分岐フローとしてのみ提示します。 自分の条件で計算したい読者は、姉妹サイト「暮らしの計算室」へ送ります。

当サイトの商品は「数字の出どころ」であり、「数字の計算」ではありません。この線は初日に引いておきます。

7. 規格本文を転載しない

JIS規格票・業界自主規格の本文を長文転載しません。スクリーンショットも貼りません。 記事の骨格は、転載が認められている官公庁資料(政府標準利用規約)・業界団体の公開解説・ メーカーの公開技術資料に置き、規格からは数値・試験条件・規格番号・制定改正年という事実のみを、 自分の言葉で書きます。

8. 確認できたことと、できなかったことを分けて書く

各記事に「この記事の限界」を設け、何が確認できて、何が確認できなかったかを明記します。推測で埋めることはしません。

当サイトの資料では答えられない問いには、答えを持つ機関の資料をご案内します (国民生活センターの商品テスト、資源エネルギー庁の省エネ性能カタログ、各業界団体の公開資料など)。

9. 量産しない

「用語100語 × 機器30種 = 3,000本」のような、組み合わせの掛け算による在庫の数え方をしません。 1日1本を超えて公開しません。一次資料を開いていない記事は1本も出しません。

これは、Google が名指しした「価値を加えない大量生成(scaled content abuse)」を踏まないための、 量ではなくの規律です。

10. 訂正を隠さない

訂正は日付とともに、記事本文と訂正履歴の両方に残します。 訂正依頼の窓口を全記事から辿れるようにしています。

11. 禁止表現

公開前に機械的にチェックし、一つでも含まれていたら書き直します。

使わない表現理由
いかがでしたか意味がない。結論を書く
〜ではないでしょうか逃げ。断定するか、条件を書く
〜と言えるでしょう同上
〜することが大切です何もしていない文
ぜひ参考にしてみてください読者を子ども扱いしている
おすすめ◯選 / ランキング当サイトは製品の優劣を書かない
徹底解説 / 完全ガイド / 最強 / 必見煽り
驚くべきことに / 実は煽り
昨今 / 近年ますます中身のない導入
絵文字使わない

見出しに「◯選」「◯つの方法」を使いません。感嘆符を使いません。 記事の末尾に「まとめ」の見出しを置きません(読者は結論を冒頭で受け取っています)。