冷媒の「GWP 675」——R32の数字は2007年のIPCC報告書で止まっている

カタログの数字
GWP 675
根拠となる規格
IPCC 第4次評価報告書(AR4)WG1 第2章 表2.14
その数字を作った試験条件
CO2を1とし、100年間に積算した放射強制力の比。大気中寿命4.9年
前提が決まった年
2007
「GWP 675」という数字の家系図。カタログの表示から、それを定めた規格と試験条件までを辿ったもの。

家庭用エアコンのカタログにある「冷媒 R32(GWP 675)」。この675は、規格が定めた数字ではありません。出どころは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2007年に公表した第4次評価報告書(AR4)の第1作業部会・第2章、表2.14です。同じ表の同じ行には、2,330と205という数字も並んでいます。2,330が20年時間軸の値、205が500年時間軸の値です。675は、そのうち100年時間軸の値です。

「GWP 675」を正確に書き下すと、こうなります。二酸化炭素1kgを大気に放出したときに100年間で積算される放射強制力を1とすると、同じ1kgのHFC-32を放出したときは675倍になる。これが2007年時点の知見です。基準はCO2で、絶対量ではありません。時間軸は100年です。この100年は物質の性質ではなく、外から与えられた前提です。

資料には何が書かれているか

IPCC 第4次評価報告書 WG1 第2章 表2.14(2007年)|資料の記述(要旨)

HFC-32(化学式CH2F2)の行に、大気中寿命4.9年、放射効率0.11 W m-2 ppb-1、そして三つのGWP値が並ぶ。20年時間軸で2,330、100年時間軸で675、500年時間軸で205。表の注記は、オゾン層破壊物質とその代替物質のデータが、特記なき限りIPCC/TEAP(2005)から取られたものであることを示している。

この675が、そのまま日本の法令に入っています。フロン排出抑制法(正式名称は「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」、平成13年法律第64号)のもとに、フロン類ごとの地球温暖化係数を定める告示があります。令和5年経済産業省・環境省告示第3号です。令和5年3月31日に公布され、令和5年4月1日から適用されています。

この告示の題名が、構造をよく表しています。「国際標準化機構の規格八一七等に基づき、環境大臣及び経済産業大臣が定める種類並びにフロン類の種類ごとに地球の温暖化をもたらす程度の二酸化炭素に係る当該程度に対する比を示す数値として国際的に認められた知見に基づき環境大臣及び経済産業大臣が定める係数」。長いですが、読むと二つのことがわかります。冷媒の「種類」の呼び方は、ISO 817という国際規格に基づきます。「係数」のほうは、規格ではなく「国際的に認められた知見」に基づいて大臣が定めます。題名にも第一条の条文にも、IPCCの報告書名も報告書番号も出てきません。あるのは「国際的に認められた知見」という一般的な表現だけです。

当サイトは、環境省が公開する告示本文のPDFを取得し、別表まで読みました。別表第一は、物質ごとに二つの係数を掲げています。R-32(ジフルオロメタン)の行は、第二欄の「規則告示係数」が675、第三欄の「算定漏えい量等報告告示係数」が677です。第二欄はR-11が4,750、R-12が10,900、R-125が3,500、R-134aが1,430で、AR4の100年値でそろいます。第三欄はR-11が4,660、R-32が677、R-125が3,170、R-134aが1,300で、AR5の100年値でそろいます。つまり告示は、同じ物質に二つの数字を並べ、用途で使い分けています。ただし条文は係数を「国際的に認められた知見に基づき…定める」と記すだけで、どちらがどの報告書の値かは書いていません。第二欄がAR4、第三欄がAR5に対応することは、IPCC各報告書の100年値と突き合わせて初めてわかります。

IPCC 第6次評価報告書 WG1 第7章 表7.15(2021年)|資料の記述(要旨)

同じHFC-32の行が、こう変わっている。大気中寿命5.4±1.1年、20年値2,693±842、100年値771±292、500年値220±87。表の注記には、掲載されたすべての値が炭素循環応答を含むこと、AR5からの変化が放射特性・寿命の更新と間接的な寄与によることが記されている。

第5次評価報告書(AR5、2013年)の表8.A.1では、寿命5.2年、20年値2,430、100年値677でした。675から677、そして771。第4次から第6次までのあいだに、100年値は14%上がっています。

定義・試験条件の表

試験条件の項目規定されている値・条件注記
出典IPCC 第4次評価報告書(AR4、2007年)WG1 第2章 表2.14 一次資料で確認675の出典は科学評価報告書。告示は冷媒の種類の呼称にISO 817を参照するが、GWPの係数はここから採らない
対象物質HFC-32(CH2F2、ジフルオロメタン)。冷媒番号R32 一次資料で確認混合物ではなく単一成分の冷媒
基準物質二酸化炭素(CO2)を1とする 一次資料で確認相対値。絶対的な温室効果の量ではない
時間軸100年 一次資料で確認同じ表に20年値と500年値も併記されている
測っている量1kgを放出したときに時間軸まで積算した放射強制力の比 一次資料で確認100年より後に残る効果は切り捨てられる
大気中寿命4.9年(AR4) 一次資料で確認AR5で5.2年、AR6で5.4±1.1年に改定
放射効率0.11 W m-2 ppb-1(AR4) 一次資料で確認AR6も同じ桁(1.1×10-1)
当サイトでの実測なし 一次資料で確認当サイトは試験設備を持たない。すべて報告書の記載
「GWP 675」を決めている定義と条件
試験条件の項目規定されている値・条件注記
AR4(2007)20年値2,330 一次資料で確認表2.14
AR4(2007)100年値675 一次資料で確認値はAR4表2.14で確認。用途も告示別表第一の第二欄「規則告示係数」675として本記事で直接確認
AR4(2007)500年値205 一次資料で確認表2.14
AR5(2013)20年値2,430 一次資料で確認表8.A.1
AR5(2013)100年値677 一次資料で確認値はAR5表8.A.1で確認。用途も告示別表第一の第三欄「算定漏えい量等報告告示係数」677として本記事で直接確認
AR6(2021)20年値2,693 ± 842 一次資料で確認表7.15。炭素循環応答を含む
AR6(2021)100年値771 ± 292 一次資料で確認表7.15。告示別表にこの値は現れない(R32は675/677)
AR6(2021)500年値220 ± 87 一次資料で確認表7.15
時間軸と報告書で変わる R32 の GWP
2001
フロン類の回収を定める法律(平成13年法律第64号)が制定される 二次資料で確認
2007
IPCC 第4次評価報告書。表2.14にHFC-32の100年値675が載る 一次資料で確認
2013
IPCC 第5次評価報告書。表8.A.1で100年値677、20年値2,430 一次資料で確認
2015
改正法が「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」として施行 二次資料で確認
2016
モントリオール議定書キガリ改正が採択。HFCの生産・消費の段階的削減へ(採択年・内容の根拠は業界団体資料) 二次資料で確認
2018
家庭用エアコンディショナーの目標年度。加重平均GWP 685、11社すべてが目標750を達成(環境省・経済産業省の説明会スライドによる) 二次資料で確認
2021
IPCC 第6次評価報告書。表7.15で100年値771、20年値2,693 一次資料で確認
2023
フロン類GWP告示が全部改正(令和5年告示第3号、3月31日公布・4月1日適用)。別表第一はR-32に第二欄675・第三欄677の二係数を掲げる 一次資料で確認
2024
算定漏えい量報告に用いるGWPは別表第三欄のAR5値(R32は677)、充填の基準と表示は第二欄のAR4値(675)。報告規定の施行を令和6年4月1日とする点は運用資料・自治体解説による 二次資料で確認
年表675が置かれた場所と、その後

675は「750」と並べると見えてきます

675という数字の性格は、「750」という別の数字と並べるといちばんはっきりします。

フロン排出抑制法には指定製品制度があります。フロン類を使う製品の製造・輸入業者に、製品区分ごとの「環境影響度の目標値」と目標年度を定め、出荷台数による加重平均で達成を求める仕組みです。家庭用エアコンディショナー(壁貫通型等を除く)の目標値はGWP 750、目標年度は2018年度です。環境省と経済産業省の資料はどちらも、この区分で使われる主な冷媒としてR410A(2090)とR32(675)を挙げています。

750という値は、2,090と675のあいだにあります。R410Aのままでは届かず、R32に替えれば届きます。実際、環境省・経済産業省の説明会資料は、家庭用エアコンの実績を加重平均GWP 685、製造業者等11社すべてが目標を達成、冷媒はHFC-32(GWP675)に転換、と記録しています。675と750の差は75です。この75の余裕が、日本の家庭用エアコンの冷媒を決めました。少なくとも、その二次資料が記録する範囲では、そう読めます。

ここで、AR6の値を当てはめてみます。R32は771になります。771は750を超えます。指しているのは同じ物質の同じ物理現象です。それでも、参照する報告書の版が違うだけで、目標達成の判定が裏返ります。

これは制度の誤りではありません。GWPをどこかの版で固定しないと、削減目標の分母が数年おきに動いてしまいます。基準年との比較も、国どうしの比較もできなくなります。日本冷凍空調工業会は、モントリオール議定書キガリ改正と、それに基づく各国の冷媒関連法規制が、いずれも第4次評価報告書の100年値を使っていると指摘しています。制度は比較できるように版を止め、科学は最新の観測と計算で値を更新します。どちらも筋は通っていて、それでも両者はずれます。675は、そのずれの上に立っている数字です。

より大きなずれは、報告書の版ではなく、時間軸のほうにあります。675と771の差は14%ですが、675と2,330(AR4の20年値)の差は3.45倍です。R32の大気中寿命は5年前後で、100年という積算区間の大半では、もう大気にほとんど残っていません。一方でCO2は、一度出ると数百年から数千年にわたって効き続けます。積算を100年で打ち切ると、CO2側の効果の大部分を分母に数えないまま比を取ることになります。EFCTCの公開解説は、100年時間軸が短期と長期の折衷として選ばれたものだと説明しています。AR6は7.6.1.4で、寿命20年未満の短寿命温室効果ガスのパルス排出量指標は時間軸の選択に非常に敏感だと明記しています。R32はまさにその範疇です。

だから675と2,693は、どちらかが間違っているわけではありません。同じ物理から出た、切る位置の違う二つの比です。数字の大きさは、基準物質と時間軸をセットにしないと意味を持ちません。これはエアコンの「6〜9畳」が1964年の住宅と断熱を前提にした数字であることや、IPX7とIPX8が「防水」という同じ言葉で別の試験を指すことと、同じ形です。数字は、前提と一緒に運んで初めて意味を持ちます。

もう一つ、混同されやすい別の分類があります。R32は「A2L」、R410Aは「A1」と表記されます。これはISO 817(表題は Refrigerants — Designation and safety classification)とASHRAE Standard 34による安全性クラスです。毒性のクラス(A・B)と燃焼性のクラス(1・2L・2・3)を組み合わせた記号だとされます。ただしこの分類体系そのものは、当サイトが規格本文で確認したものではありません。両規格の公表された表題・適用範囲と、業界団体の公開解説から書いています。2L という区分の具体的な判定基準(燃焼速度の上限値)は一次資料に到達できておらず、この記事では数値を挙げません。GWPとは指標系そのものが違い、片方の値からもう片方は導けません。フロン類GWP告示がISO 817を参照しているのは冷媒の種類の呼び方のためで、GWPの値の出どころではありません(この参照構造のほうは告示本文で確認しました)。どちらのクラスが望ましいかは、ここでは書きません。冷媒の充填・回収・破壊は、法律で資格と手続きが定められた業務です。

混合冷媒のGWPは、成分の質量加重平均で計算します。R410AはHFC-32とHFC-125を質量比1:1で混ぜたもので、AR4の成分値(675と3,500)から計算すると約2,088です。ただし告示別表第二と行政資料は、いずれもR410Aを2,090と掲げています。AR6の成分値(771と3,740)で計算すれば約2,256です。R32は単一成分ですが、R410Aは配合そのものが数字を作ります。空気清浄機の適用床面積が「どういう条件で何分」を決めた瞬間に値が決まるのと同じで、GWPも「何を1とし、何年で切るか」を決めた瞬間に決まります。

あなたの条件ならこう読み替えます

675という数字を、何のために見ているか
数十年の時間軸で温暖化影響を考えたい
同じAR4の表2.14に載っている20年値2,330を見る。AR6なら2,693
675は100年で積算を打ち切った値。R32の大気中寿命は5年前後で、100年の大半ではすでに大気からほぼ消えている。切る位置を変えれば比は3倍以上に動く
最新の科学的知見の値を知りたい
IPCC 第6次評価報告書(2021年)表7.15の771(100年値、±292)を見る
寿命と放射効率の更新に加え、非CO2ガスにも炭素循環応答を算入したことで値が上がった。ただし日本の告示別表はこの値を採っていない
法令上どの数字が効くかを確認したい
フロン類GWP告示(令和5年告示第3号)の別表第一を見る。R-32は第二欄「規則告示係数」675(AR4値)、第三欄「算定漏えい量等報告告示係数」677(AR5値)
一つの告示の同じ行に、用途の違う二つの数字が並ぶ。充填の基準・表示は675、算定漏えい量報告は677で、675と677が同時に生きている
機器や冷媒を実際に扱う
有資格者・専門機関に確認する
冷媒の充填・回収・破壊・再生は法律で資格と手続きが定められた業務にあたる。当サイトは数値の出どころを読むだけで、実務の判断はしない
確認できていないこと

本記事は、ISO 817 と ASHRAE Standard 34 の規格本文を読んでいない。これらは有償で、本文は公開されていない。A1・A2L という分類体系そのものの記述は、両規格の公表された表題・適用範囲(ISO 817 は『冷媒—呼称及び安全性分類』)と業界団体の公開解説にもとづくもので、規格票の本文で確認したものではない。一方、令和5年告示第3号の別表は、環境省が公開する告示本文PDFを取得して直接確認した。別表第一のR-32は第二欄675・第三欄677で、第二欄がAR4、第三欄がAR5の100年値に一致する。ただし告示の条文はどちらがどの報告書の値かを明記しておらず、AR4・AR5との対応はIPCC各報告書との照合による。

675は、2007年の科学が100年という物差しで出した比です。その物差しを2007年で止めているのは制度の側で、止めるにはそれだけの理由があります。数字を読むときに必要なのは、どちらが正しいかを決めることではありません。いま手元にある675が「いつの、何年で切った、何に対する比なのか」を言えることです。冷媒そのものの取り扱いは、有資格者・専門機関の判断によります。

この数字について、よく調べられている疑問

GWPはJISやISOで決まっているのですか。

いいえ。GWPの値はIPCCの評価報告書が出しています。R32の675はIPCC第4次評価報告書(2007年)の値です。ISO 817は表題のとおり冷媒の呼称と安全性分類を扱う規格で、日本のフロン類GWP告示もISO 817を種類の呼称のために参照し、GWPの係数のほうは「国際的に認められた知見」にもとづき大臣が定める形をとっています。当サイトは告示の別表本文まで取得し、この参照構造とR-32の係数(第二欄675・第三欄677)を確認しました。なおISO 817の規格本文そのものは読んでおらず、同規格がGWPを扱わないことは、その公表された表題・適用範囲と告示の参照構造からの判断です。

なぜ675と771の二つの数字が出回るのですか。

参照している報告書が違うためです。675は第4次評価報告書(2007年)、677は第5次(2013年)、771は第6次(2021年)の100年値です。大気中寿命の推定が4.9年から5.4年に見直され、非CO2ガスにも炭素循環の応答を含めるようになったことが主な理由です。日本のフロン類GWP告示は、充填の基準や表示に使う第二欄に675を、算定漏えい量報告に使う第三欄に677を掲げています。

GWP20とGWP100はどちらが正しいのですか。

どちらも同じ計算式から出た値で、積算を打ち切る年数が違うだけです。R32はAR4で20年値が2,330、100年値が675。IPCC第6次報告書は、寿命20年未満のガスの指標は時間軸の選択に非常に敏感だと述べています。R32の大気中寿命は5年前後なので、その典型例にあたります。時間軸は前提であって、物質の性質そのものではありません。

家庭用エアコンの「目標GWP 750」とは何ですか。

フロン排出抑制法の指定製品制度で、家庭用エアコンディショナー(壁貫通型等を除く)に定められた環境影響度の目標値です。目標年度は2018年度で、出荷台数による加重平均で判定します。環境省・経済産業省の説明会資料によれば実績は加重平均GWP 685、製造業者等11社すべてが達成し、冷媒はGWP675のHFC-32へ転換したとされています(この達成状況は当該二次資料にもとづく記述です)。

この記事の限界

  • ISO 817 と ASHRAE Standard 34 の規格本文は有償で、本文を読んでいない。ISOのカタログページも取得できなかった(403)。A1・A2L の分類体系の記述は、フロン類GWP告示が「国際標準化機構の規格八一七」を参照している事実(これは告示本文で確認した)と、両規格の公表された表題・適用範囲、および業界団体の公開解説にもとづく記述であり、規格票の本文で確認したものではない。
  • 令和5年経済産業省・環境省告示第3号の別表は、環境省が公開する告示本文PDFを取得して確認した。別表第一のR-32は第二欄「規則告示係数」675・第三欄「算定漏えい量等報告告示係数」677、別表第二のR-410Aは第二欄2,090・第三欄1,920である。ただし告示の条文は係数を「国際的に認められた知見に基づき…定める」と記すのみで、第二欄がAR4・第三欄がAR5に対応することは、IPCC各報告書の100年値との照合による判断であって、告示自身がAR4・AR5と明示しているわけではない。
  • 告示別表第二はR-410Aを第二欄2,090と直接掲げている。成分の質量比1:1からAR4値で計算すると2,087.5、日本冷凍空調工業会は2,088と表記する。告示がこの2,090をどう算出したか(配合比や丸めの根拠)は、別表に算出過程が示されておらず確認していない。
  • AR5の100年値677は、気候-炭素フィードバックを含まない表8.A.1の値。AR6の771は炭素循環応答を含む値。三つの報告書の数字を並べるとき、この前提の違いは残ったままになる。HFC-32についてフィードバックを含めたAR5の値は確認していない。
  • AR6はGWPに不確かさの幅(100年値で±292)を付している。各国の法令がこの幅をどう扱っているかは確認していない。
  • 算定漏えい量報告に用いるGWPが第三欄(AR5値)へ切り替わる施行時期を令和6年4月1日とする点は、環境省の運用資料と自治体(徳島県)の解説による。告示本文は令和5年4月1日から適用される旨を記しており、報告命令側の施行時期そのものは告示条文では確認していない。
  • 指定製品制度の目標値・目標年度は改定されうる。本記事が確認したのは2021年の環境省資料と2024年の経済産業省資料に載る範囲であり、それ以降の改定は追えていない。指定製品の達成状況(加重平均GWP 685、11社達成)は説明会スライドという二次資料のみを根拠とする。
  • 冷媒の充填・回収・破壊・再生は、法律で資格と手続きが定められた業務にあたる。本記事は数値の出どころを読むだけで、機器や冷媒の取り扱いについては何も述べていない。

出典

  1. AR4 WGI Chapter 2 — Changes in Atmospheric Constituents and in Radiative Forcing/ IPCC / 2026-07-15 確認
  2. AR6 WGI Chapter 7 — The Earth's Energy Budget, Climate Feedbacks and Climate Sensitivity/ IPCC / 2026-07-15 確認
  3. AR5 WGI Chapter 8 — Anthropogenic and Natural Radiative Forcing/ IPCC / 2026-07-15 確認
  4. フロン類GWP告示(令和5年経済産業省・環境省告示第3号)本文・別表/ 環境省・経済産業省 / 2026-07-16 確認
  5. フロン排出抑制法関連法令/ 環境省 / 2026-07-15 確認
  6. フロンを取り巻く動向(令和3年度 改正フロン排出抑制法に関する説明会)/ 環境省 / 2026-07-15 確認
  7. フロン政策における最近の動向と今後の展開について/ 経済産業省 / 2026-07-15 確認
  8. IPCC第6次評価報告書でのGWP値見直しに対する日本冷凍空調工業会のスタンスについて/ 日本冷凍空調工業会 / 2026-07-15 確認

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